2025年10月18日(土)
15:00開演(14:00開場)


北九州市立響ホール
(北九州市八幡東区平野1-1-1)


コンサート終了後、堤 剛氏によるアーティスト・トークを開催します!
<事前申込制(抽選)>詳しくはコチラから(申込7/8~)
※参加には本公演のチケットが必要です


Coming Soon


チケット料金[全席指定]



S 席 6,000円(前売)
A席 4,000円(前売)
25歳以下(A席) 2,500円(前売)

※A席=2階ステージ周り席
※当日500円増 ※25歳以下=2000年以降生まれ、入場時本人により証明書要提示
◆チケットぴあ [Pコード:295-051]
◆ローソンチケット[Lコード:84907]


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プログラム


J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
ボッケリーニ:チェロ・ソナタ ハ短調 G2
ソッリマ:野生の樹木園
ピアッティ:2つのチェロとピアノのためのセレナード
ボッケリーニ:チェロ・ソナタ ヘ長調 G9
ムストネン:3つのチェロのためのトリプティク
ポッパー:レクイエム op.66
シューベルト(J.コワン編):自然の中の神 D757

※やむを得ぬ事情により、演奏者、曲目の一部が変更になる場合がございます。あらかじめ、ご了承ください。


プロフィール


堤 剛[チェロ]


名実ともに日本を代表するチェリスト。桐朋学園子供のための音楽教室、同学園高校音楽科を通じ齋藤秀雄に師事。1961年インディアナ大学に留学し、ヤーノシュ・シュタルケルに師事。1963年ミュンヘン国際コンクールで第2位、続いてカザルス国際コンクールで第1位入賞を果たし、現在に至るまで世界各地から招かれ、オーケストラとの協演、リサイタルを行っている。

1971年鳥井音楽賞(現サントリー音楽賞)、1973年『ウジェーヌ・イザイ・メダル』(ベルギー)、1974年『芸術祭放送大賞』、1980年『芸術祭優秀賞、レコードアカデミー賞』、1987年『モービル音楽賞、N響有馬賞』、1993年『日本藝術院賞』、1998年『中島健蔵音楽賞』などに加え、2009年秋の紫綬褒章を受章。同年、天皇陛下御在位二十年記念式典にて御前演奏を行った。

2013年、文化功労者に選出。2014年インディアナ大学より『トーマス・ハート・ベントン ムーラルメダル』、2016年『ウィーン市功労名誉金章』、『2016年度毎日芸術賞(音楽部門)』、2018年『文化庁創立五十周年記念表彰』など多数受賞、表彰されている。また、2020年のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団日本公演においてソリストを務め、大反響を呼んだ。

2024年11月には、クラシック音楽の器楽奏者として初めて文化勲章を受章。

最近の録音では『肖像』が2021年度文化庁芸術祭レコード部門優秀賞を受賞、2023年には『R. シューマン:民謡風の5つの小品』をリリースした。
カナダ・西オンタリオ大学准教授、アメリカ・イリノイ大学教授、インディアナ大学教授を経て、現在桐朋学園大学特命教授(元学長2004~2013年)、韓国国立芸術大学客員教授。霧島国際音楽祭音楽監督。公益財団法人サントリー芸術財団代表理事、サントリーホール館長、日本演奏連盟理事長、日本チェロ協会理事長。日本芸術院会員。
2022-2023シーズンは80歳記念公演を行うなど、精力的に演奏活動を行っている。


KAJIMOTO オフィシャルサイトより
https://www.kajimotomusic.com/artists-projects/tsuyoshi-tsutsumi/


スティーヴン・イッサーリス[チェロ]


イギリス生まれ。世界最高峰のオーケストラや指揮者と共演し、ザルツブルク音楽祭やウィグモアホールなどの主要音楽祭やホールに出演、現代最高のチェリストの一人として比類のない多彩な活動を展開している。HIP(歴史的な奏法)にも強い関心を寄せ、古楽オーケストラにも頻繁に客演。チェンバロやフォルテピアノ奏者らとの共演によるリサイタルも度々行っている。同時に現代音楽にも熱心で、サー・ジョン・タヴナーの《奇跡のヴェール》、トーマス・アデスの《見出された場所》など、数々の新作の初演を任されてきた。

レコーディングも数多く、『バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲』がグラモフォン誌の年間最優秀器楽アルバム賞に輝いたほか、ベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全集や、ハイドン、エルガー、ウォルトンなどの協奏曲、タヴナーの晩年の作品を録音。2022年には、『チェロ、黄金の10年 1878-1888』と題し、チェロのための音楽が歴史的に最も充実していた時期に焦点をあてたディスクをリリースした。

若い聴衆のための活動にも情熱を傾け、子どもたちに向けて執筆した2冊の書は、多くの言語に翻訳されている。2022年には、『Robert Schumann’s Advice to Young Musicians』の邦訳版『音楽に本気なきみへ イッサーリスと読むシューマンの助言』(板倉克子訳)が音楽之友社から出版された。最新刊は、『The Bach Cello Suites』。

また、言葉と音楽による2つの企画を考案し、自らの執筆でシューマンの晩年や、プルーストと彼のサロンを描いたテキストを織り交ぜた演奏会を行った。ラジオ番組も多く手掛けており、自身のヒーローであるシューマンやハーポ・マルクスのドキュメンタリーを制作している。

主たる使用楽器は、イギリス王立音楽アカデミーから貸与された1726年製のストラディヴァリウス「マルキ・ド・コルブロン」。ガット弦を使用している。


KAJIMOTO オフィシャルサイトより
https://www.kajimotomusic.com/artists-projects/steven-isserlis/


横坂 源[チェロ]


新潟市出身。桐朋学園女子高等学校(男女共学)を卒業後、ソリストディプロマ・コースを経て、シュトゥットガルト国立音楽大学、並びにフライブルク国立音楽大学で研鑚を積む。これまでに鷲尾勝郎、毛利伯郎、ジャン=ギアン・ケラスの各氏に師事。2002年全日本ビバホール・チェロコンクール史上最年少で第1位。2005年出光音楽賞、2008年齋藤秀雄メモリアル基金賞、2010年ミュンヘン国際音楽コンクール第2位、2012年ホテルオークラ音楽賞など多数受賞。2009年には、全ドイツ学生音楽コンクール室内楽部門で第1位を受賞。
 豊かな音楽性やイマジネー ションが卓抜したテクニックで表現され、「力強く、豊かで、円熟した音色、そして高い集中力と、何よりも情熱的で生き生きとした演奏」(ハレール・タグブロット)など、各誌で絶賛されている。
 13歳で東京交響楽団とサン=サーンスのチェロ協奏曲共演を皮切りにソリストとしてデビュー。近年では、ドイツでWürth PhilharmonikerとS.スヴィリドフのチェロ協奏曲 『つばき』の新作委嘱・世界初演と東京交響楽団(齋藤友香理指揮)との日本初演、日本フィルハーモニー交響楽団(山田和樹指揮)とは、M.ルグランのチェロ協奏曲の日本初演を果たした。2021年2月、NHK交響楽団(尾高忠明指揮)とショスタコーヴィチのチェロ協奏曲、2022年1月には、東京都交響楽団(尾高忠明指揮)とエルガーのチェロ協奏曲を協演。2023年には野平一郎指揮「三善晃:チェロ協奏曲第2番『谺つり星』」に取り組むなど、目覚ましい躍進を続けている。
 録音では、2024年11月発売の新譜「R.シュトラウス&ラフマニノフ(ピアノ:沼沢淑音)」ほか、2016年「J.S.バッハ:ガンバ・ソナタ集(ピアノ:藤井一興)」、2020年12月「シューマン&メンデルスゾーン(ピアノ:加藤洋之)」をリリースし、レコード芸術誌で特選盤に選ばれた。
現在最も幅広い演奏活動を展開するチェリストの一人である。


KAJIMOTO オフィシャルサイトより
https://www.kajimotomusic.com/artists-projects/gen-yokosaka/


上野通明[チェロ]


2021年ジュネーヴ国際音楽コンクール・チェロ部門で日本人初の優勝を果たし、あわせてYoung Audience Prize、Rose Marie Huguenin Prize、Concert de Jussy Prizeと3つの特別賞も受賞。

パラグアイで生まれ、幼少期をスペイン、バルセロナで過ごす。13歳のとき、第6回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールで全部門を通じて日本人初の優勝。また、第6回ルーマニア国際コンクール最年少第1位、ルーマニア大使館賞、ルーマニア・ラジオ文化局賞をあわせて受賞。ほかにも第21回ヨハネス・ブラームス国際コンクール優勝、第11回ヴィトルト・ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第2位。
次々と国際舞台で活躍し、これまでソリストとしてワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、ロシア交響楽団、KBS交響楽団、NHK交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団など国内外のオーケストラと数多く共演している。また、マルタ・アルゲリッチ、ミッシャ・マイスキー、ジャン=ギアン・ケラス、ダニエル・ゼペック、ホセ・ガヤルド、堤剛、諏訪内晶子、伊藤恵らの著名なアーティストと共演して好評を博している。
放送では、NHK-BS「クラシック倶楽部」、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」、「ブラボー!オーケストラ」、テレビ朝日「題名のない音楽会」などに出演。

桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース全額免除特待生として毛利伯郎に師事し、2015年秋よりオランダの名チェリスト、ピーター・ウィスペルウェイに招かれて渡独。デュッセルドルフ音楽大学でコンツェルトエグザメン(ドイツ国家演奏家資格)を満場一致の最高得点で取得した。2021年からはベルギーのエリザベート音楽院にも在籍してゲーリー・ホフマンに師事し、アーティスト・ディプロマを取得。主にヨーロッパと日本で演奏活動を行っている。

2025年2月には第35回日本製鉄音楽賞日本製鉄音楽賞〈フレッシュアーティスト賞〉を受賞。そのほかにも、岩谷時子音楽文化振興財団より第1回Foundation for Youth賞、第6回岩谷時子賞奨励賞、青山音楽賞新人賞、第31回出光音楽賞、第24回ホテルオークラ音楽賞、第21回齋藤秀雄メモリアル基金賞、ベートーヴェン・リング賞を受賞。令和3年度文化庁長官表彰を受彰。
明治安田クオリティオブライフ文化財団、ロームミュージックファンデーション、第44回江副記念リクルート財団奨学生。
楽器は、1730年製A.Stradivarius “Feuermann”(日本音楽財団)、1758年製P.A.Testore(宗次コレクション)、弓はF.Tourte(住野泰士コレクション)をそれぞれ貸与されている。


KAJIMOTO オフィシャルサイトより
https://www.kajimotomusic.com/artists-projects/michiaki-ueno/


沼沢淑音[ピアノ]


桐朋女子高等学校音楽科ピアノ科を首席で卒業、あわせて桐朋学園音楽部門より特別奨学金を授与される。
桐朋学園大学ソリスト・ディプロマを経て公益財団法人ロームミュージックフ ァンデーションの奨学生としてエリソ・ヴィルサラーゼ氏の薫陶を受け2015年 にモスクワ音楽院を卒業。
これまでに杉安礼子、ウラジーミル・竹の内、佐藤辰夫、辻井雅子、広瀬康、 野島稔、ミハイル・カンディンスキー、エリソ・ヴィルサラーゼの各氏に師事。ピアノ演奏史を大輪公壱氏に室内楽をセルゲイ・ボロノフ氏に師事。
第52回全日本学生音楽コンクール東京大会小学校の部第2位受賞。第54回全日本学生音楽コンクール東京大会中学校の部第2位受賞。 第5回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール第3位(2004 年)、マウロ・パオロ・モノポリー国際ピアノコンクール第3位(2009年)、 シュニトケ国際コンクール優勝(2013年)、ケルン国際音楽コンクール第3位 (2014年)。
ポリーニも過去に優勝した歴史ある第29回ポッツォーリ国際ピアノコンクール で優勝(2015年)、イタリア各地に招かれた。
また、同年の第9回浜松国際ピアノコンクールにおいて「ネルセシアン賞」 「(公財)アルゲリッチ芸術振興財団賞」を受賞。 M.アルゲリッチ氏より翌年の別府アルゲリッチ音楽祭に招かれソロリサイタル を行なう。

《素晴らしい輝かしいピアニストで私は彼の特別な繊細な感受性と音楽への献 身に心動かされました。》(マルタ・アルゲリッチ氏)

《音楽に普遍的なアプローチをする事ができる個性的で創造的なアーティスト です。》(パーヴェル・ネルセシアン氏)

《沼沢君は、ナイーブで柔軟な感性をもったピアニストです。 彼の演奏は歌心に満ちていますが、その歌は常に彼内面の叙情のフィルターを 通して表現されるので、紛れもなく沼沢君自身のものとして聴き手に親密に語りかけます。 ピアノを演奏することがごく自然に備わっているような印象さえ与える彼は、 大変ユニークで貴重な才能であると言えます。》(野島 稔 氏)

《幼少からピアノを学び桐朋学園に育った沼沢淑音さんは、真にこれからの音楽界をリードする人です。 沼沢淑音さんは、彼の卓越したピアノ演奏技術を、深く多彩な精神的、知的喜びの世界のなかに自在に活かすことを知っています。むしろ、それが彼のピアノだと言えると思います。》(三善 晃 氏)

これまでに外山雄三、沼尻竜典、山田和樹、アナトリー・レービン、ミヒャエ ル・ザンデルリング指揮、アンサンブル金沢オーケストラ、仙台フィルハーモ ニー管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、神奈川フィル ハーモニー管弦楽団、ベラルーシ国立テレビ・ラジオ交響楽団、ケルン放送管 弦楽団等と共演。
サントリーホール大ホールをはじめ日本国内各地、また国外においてもチャイコフスキーコンサートホール(モスクワ)、モスクワ音楽院大ホール(同)等 ロシアの主要ホール、FAZIOLIコンサートホール(伊 サチーレ)等イタリア各 地、スペイン、ドイツ、フランス、ベラルーシ、中国等でソロリサイタル及び 協奏曲、室内楽など多数演奏。
​ 室内楽のCDも多数リリースしており、最近では滝千春(Vn )とのCD《Prokofiev Story》(2023年5月リリース)が音楽之友社『レコード芸術』 (2023年7月号)の最終刊において特選盤に選出された。 2024年4月より桐朋学園大学音楽部門准教授。


沼沢淑音 オフィシャルサイトより
https://www.yoshitonumasawa.com/


チケット購入の際はこちら
(9:00~17:00[土日祝日除く])

093-663-6567