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2008北九州国際音楽祭「楽しみ方聴きどころ講座」レポート

 6月21日(土)の午後、あいにくの悪天候にもかかわらず熱心な音楽祭ファンの方に多数お集まりいただき、2008北九州国際音楽祭の魅力を−「楽しみかた 聴きどころ講座」が開催されました。時折、参加者の笑い声が漏れる和やかな雰囲気の中、いまやすっかり当音楽祭の顔となりました音楽評論家でミュージック・アドヴァイザーの奥田佳道さんに、今年の音楽祭の魅力について、音楽を交えながら4つのパートに分けて分かり易くお話をしていただきました。

 そんな奥田さんの楽しく、熱いお話について、ごく一部ではありますが簡単にご紹介させていただきます。


●フルートの貴公子パユのすべてを オーストラリア室内管弦楽団の素晴らしさを添えて●
 今年の音楽祭のオープニングを飾るのは、エマニュエル・パユ(フルート)&オーストラリア室内管弦楽団。ヴィヴァルディのフルート協奏曲集のCDでもおなじみの、世界的な室内オーケストラであるオーストラリア室内管弦楽団と、フルートのエマニュエル・パユとの夢の「響宴」で音楽祭が開幕することに、奥田さん自身かなりのワクワク感を持っていらっしゃるようです。

 オーストラリア室内管弦楽団(ACO)が北九州市に登場するのは、実は今回が初めてのこと。奥田さんがおっしゃるには「日本での知名度はそれほど高くないけれども、世界の音楽関係者に、すばらしい室内オーケストラを5つあげて、と言ったら、その中に入ってきてもおかしくない実力派のアンサンブル」ということです。

 今回のコンサートには弦楽アンサンブルとして登場します。“ピリオド(時代楽器)”の流儀や奏法を取り入れたスタイルが得意らしく、さっそうとした響きや歯切れのいい音楽をお楽しみいただけるようです。楽器は通常使用しているもの(モダンに調整された楽器)ですが、演奏のスタイルをバロックや古典派のそれに近付けることにより、みなさんがイメージしているヴィヴァルディよりも、アグレッシブでドラマティックな音楽になるのでは、とのこと。どんなヴィヴァルディの世界になるのか、期待に胸が膨らみます。


 また、せっかく超絶技巧の弦楽アンサンブルがやってくるので、彼・彼女たちの腕が鳴る「ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の弦楽合奏版」も演奏していただけることになりました。“フルートのパユが好き!”という方にも、“弦楽合奏や室内アンサンブルが好き!”という方にも、十分楽しんでいただけるプログラムになっているというこのコンサート、奥田さんも「みなさんこぞってお出かけください!」とおっしゃっています。とても楽しみです。

 余談ですが、プログラムの中にある「ごしきひわ」というのは小鳥の名前だそうです。みなさんご存知でしたか?



●夢の実現、オーケストラ好き必聴 「未完成」「運命」「ベートーヴェン7番」を世界最高峰の響きで●
 20世紀を代表するヴァイオリニストのメニューインがポーランドに演奏旅行に行ったときに、そこで共演したポーランド室内管弦楽団があまりにも素晴らしかったので「あなたたち、これからはオーケストラとして、もっとやりなさい!」ということで生まれたのが、10月25日の「シンフォニア・ヴァルソヴィア(ワルシャワ・シンフォニエッタまたはワルシャワ交響楽団)」。ちなみに、ヴァルソヴィアというのは、ワルシャワの古い言い方だそうです。

 夢のシンフォニア・ヴァルソヴィア日本ツアーの中で、「未完成」「運命」「ベートーヴェンの7番」と交響曲が3曲演奏されるのは、10月25日の響ホール公演だけ。首都圏や関西の音楽ファンに、どうしてシンフォニア・ヴァルソヴィアが、このようなプログラムを単独で、しかも北九州市だけでやるんだ!と羨望の眼差しを送っていただけるはず、と奥田さんは確信されているようでした。

 そして、やはり気になるのは、響ホールでオーケストラを聴くとどんな風に聴こえるのか? ヴァルソヴィアのお話の最後に、響ホールでオーケストラは大丈夫なの、という疑問を解消してくださるご説明がありました。

 ご存じのとおり、響ホールは座席数720席で、オーケストラを聴くには少し狭いのではと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 
 奥田さんいわく、問題となるのは座席数ではなく、「ホール全体及びステージの空間容積」というものだそうです。奥田さんのように、欧米アジア各国のホールをご存じの方がご覧になると、響ホールは、ぱっと見たときに1000席あるかなと思ってしまうほど、奥行きがあるとのこと。ステージの広さもたっぷりしている、と。

 かつて北九州国際音楽祭がダニエル・ハーディング指揮のドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンとヴァイオリンのヴィクトリア・ムローヴァを招き、このコンサートが響ホールで行なわれたことにも触れられ、「ヴァルソヴィアを聴かずして何を聴く!」と、響ホールでオーケストラを聴く魅力を熱く語ってくださいました。

 またまた余談ですが、そんな響ホール、以前エマニュエル・パユさんとピアノのエリック・ルサージュさんのデュオが演奏した後、響ホールを世界的に見ても「ザ・ヴェリー・ベスト」とおっしゃってくださり、また昨年出演されたハープのグザヴィエ・ドゥ・メストレさんは「このホールをウィーンやパリに持って帰りたい」とおっしゃってくださっていたそうです。響ホール・ファンの方には、これ以上嬉しい言葉はないのではないでしょうか?


●名門ソフィア国立歌劇場がやってくる! イタリア・オペラの醍醐味がここに、プッチーニ生誕150年●
 奥田さんが、“今年の音楽祭の華”とおっしゃったのは、このソフィア国立歌劇場によるプッチーニの歌劇『トゥーランドット』。今回、北九州芸術劇場にやってくる全出演者、すなわち歌い手さん、オーケストラ、合唱団のすべてがなんとブルガリアの首都ソフィア国立歌劇場に所属(または契約)しているメンバーだそうです。

 今年はイタリア・オペラのプッチーニ生誕150年という記念の年なので、ぜひプッチーニが書いた最後のオペラ『トゥーランドット』を、ということで決まったそうです。

 ちなみにこの『トゥーランドット』、実は未完成のままでプッチーニは1924年にこの世を去っていたということを、みなさんはご存じでしたか? 最終の第3幕もいよいよ大詰め、この『トゥーランドット』の登場人物の中で最も“ひたむき、かつ人間的な”リューという女性が自決する場面まで書き終えてから、プッチーニは亡くなっています。しかしその後、弟子のアルファーノという人が師匠の意を汲んで、壮大なクライマックスを書き上げた、そのアルファーノ版というのが一般的に上演されているそうです。

 すっかりおなじみになった王子カラフのアリア『だれも寝てはならぬ』はもちろんのこと、奥田さんが「本当にすばらしい」とお勧めされたのは、リューが死ぬ直前に歌うアリア。私たちが不思議な懐かしさや安らぎを覚える、どこか東洋的な音楽で、「プッチーニは最後に、これを書きたかったんでしょうね」と奥田さん。

 ヨーロッパにおいて、歌手のふるさと、もしくはオペラの故郷とまで言われるというブルガリアの首都、ソフィア。10月19日は、今年3月にブルガリアのソフィア国立歌劇場で新演出された、まったく新しい『トゥーランドット』のプロダクションが北九州芸術劇場にやってくることになりました。演出はこの歌劇場の総裁でもあるプラーメン・カルターロフという方。最後の最後には、サプライズ的な演出があるようですので、どうぞお見逃しなく!


●今年の音楽祭、ここがすごいんです!! クロスオーバー・クラシック 二胡とブラスに想いを寄せて●
 10月4日に、音楽祭にお迎えするチェン・ミンさん。音楽祭では、かねてから“アジアの伝統楽器なども紹介してほしい”というご意見を多くの方から頂戴しておりました。そんな中、奥田さんとチェン・ミンさんがNHKのラジオのお仕事でご一緒する機会があり、今回音楽祭初の二胡のリサイタルが響ホールで実現することになったそうです。ご本人も、日本に来てちょうど10年が過ぎ、この節目の年、新たなスタートの年に音楽祭に招かれたことを非常に喜んでいらっしゃったとのことで、私たちとしても嬉しい限りです。

 実は、昨年のNHK大河ドラマ「風林火山」の最後、<風林火山 紀行>で流れていた二胡の美しいメロディも、チェン・ミンさんの演奏で、10月4日の演奏会では、その千住明作曲「異郷情」が演奏されます。「風林火山」をご覧になっていた方、テレビで流れていたあのメロディを生で聴く大チャンスです。

 また、まだ確定ではありませんが、もしかしたらチェン・ミンさんのトークがあるかも!?などと、奥田さんは、いろいろ楽しい企画を考えられていらっしゃるようでしたので、チェン・ミンさんがどんなことをして下さるのか、とても楽しみです。

 クロスオーバーといえば、今年、「これを、ここで本当にやっちゃうの?」というコンサートを企画することができました、と奥田さんが楽しそうにご紹介を始められたのは、10月15日の「東京メトロポリタン・ブラス・クインテット」。

 東京メトロポリタン・ブラス・クインテットは、日本で最も素晴らしい金管セクションをもつと評判の、東京都交響楽団の首席奏者がずらりと勢揃いした5人のアンサンブルです。たくさん出ているCDも水準が高く、なんといっても「ブラスバンド」のイメージではない、多彩な表現をもっているとのこと。

 さらに、演奏会場の話題になると、なんとなくざわざわした雰囲気に。「なんと、今回この方たちに演奏していただく場所は、いのちのたび博物館。しかも、ステゴザウルス?など巨大恐竜の骨格を展示してある、あそこでやっちゃいます!」と奥田さんがおっしゃった瞬間、会場内に「おぉっ!」と、どよめきが起きました。

 また、プログラムにも注目です。前半にモーツァルトの「魔笛」がありますが、ただ演奏するだけではなく、金管五重奏それぞれの楽器の人たちがオペラの歌役者を兼ねるという、ちょっとしたパフォーマンスとかオペラ的な演出が考えられているそうです。「全部言ったら当日の楽しみがなくなっちゃうからな〜」と言いながら、嬉しそうにお話しをされていた奥田さんの表情が印象的でした。

 10月15日の公演当日、会場はどのような状態になっているのか、東京メトロポリタン・ブラス・クインテットのメンバー5人はいったいどこに並ぶのか。後半の曲目もオペラやミュージカルのナンバーが並び、通常のコンサートとは違って、いろいろなサプライズが期待できそうです。


●ピアニストも豪華なんです ヴィルトゥオーゾな男たち●
 「今年、ピアノが多いですよね」と、次に始まったのは、2008北九州国際音楽祭を盛り上げるピアニストたちについてのお話でした。音楽祭ゆかりのピアニストである若林 顕さんが、なぜブルクミュラーを弾くの!? なぜ、ヘンリー・マンシーニの『ムーンリバー』を弾くの!? そうかと思えば、なぜ後半は、世界的にみても、ほんとうに限られた人しか弾かないホロヴィッツ編の難しい『展覧会の絵』を弾くの!? など、会場のみなさんと同じように、お客様の視点から11月2日若林さんのコンサートの興味深い点を次々とおっしゃる奥田さん。会場のみなさんからも笑い声が聞こえてきました。

 若林さんが、東京でのリサイタルで演奏し、密かに一番の自信作と思っていらっしゃるのが、コンサートの後半に演奏される、とにかく難しいホロヴィッツ編『展覧会の絵』だそうです。このホロヴィッツ編の『展覧会の絵』は、テクニック的にも音楽的にも、ピアニストにそこまで要求するの、というほど、すごい曲になっているとか。世界的に見ても弾く人(弾ける人)はそんなにいないのでは、と奥田さんがいうから驚きです。

 そして、自らを「欲張り」だとおっしゃる奥田さん。超絶技巧の『展覧会の絵』を弾く若林さんに「前半ではブルクミュラーなど、ピアノを習っている子供さんが必ず弾く曲をやってくれませんか? あと映画音楽もいいですねえ」とお願いをしたんだそう。

 前半に子供のための練習曲を置き、休憩前にはこれまた若林さんが得意とする古き良き時代の映画音楽を弾いていただき、後半はどこでもそうは聴けないホロヴィッツ編の『展覧会の絵』をたっぷりとお楽しみいただく──「ザ・若林顕スペシャル」と奥田さんが熱く語るこのコンサート、お子さんからご年配の方まで、ピアノを習っている方から名人芸に酔いしれたい方みなさんに、ご満足いただける内容になっているようです。


 次に取り上げられたピアニストは、10月11日の田村 響さん。昨年のロン=ティボー国際音楽コンクールで第一位に輝いた若手実力派で、数年前から聴いていますが、久しぶりに男性ピアニストで本物が出てきたな、という手ごたえを感じた、と奥田さんはおっしゃっていました。

 当日のリサイタル後には、若いアーティストがコンクールに出るにあたってどういう苦労があったのか、どんな指導を受けたのかなど、ピアニストや、ピアノを習っている方、ピアノを教えている方などにお集まりいただき、田村さんと奥田さんによる<アーティスト・トーク>が開催されるようです。奥田さんが「先日聴いたラフマニノフのコンチェルトも素晴らしかった」と絶賛される田村さんのお話、ピアノに関心のある方、必聴です!

 11月7日に演奏していただくのは、地元から世界に羽ばたいたアーティスト・南 紫音さん。CDデビューされた南さんの魅力はもちろんのこと、奥田さんがここで力説されたのは、これまた私たちの音楽祭に何度かお見えになっているピアニスト、江口 玲さんです。南さんの鮮やかなテクニックと共に、ジュリアード音楽院で学ばれ、今や世界じゅうのヴァイオリニストから共演して欲しいと頼まれる、江口さんの究極のピアニズムもご堪能いただけるという今回のコンサート。いつもとは違った視点でお楽しみいただけるのではないでしょうか?

 そして11月9日、フィナーレのガラ・コンサートでプッチーニのアリアの伴奏をし、オペラにちなんだピアノの劇的なソロ曲も弾かれる松本和将さんにも、みなさん大注目してください、昨年も素晴らしかったですよねえ、と奥田さん。

 時間が刻々と過ぎる中、奥田さんはそれぞれのピアニストの魅力について、楽しげにご説明してくださいました。


●こんなフィナーレを待っていた!アンコールの声に応えて●
 そして、最後に力を込めてお話いただいたのは、11月9日のフィナーレ ガラ・コンサート。昨年のガラ・コンサートは、「なぜこんな豪華なコンサートを1回しかやらないのか」とか、「チケットが買えないじゃないか。なんとかしてくれ」と、奥田さんは多くの方からありがたいお叱りを受けたとのこと。であれば、ご好評をいただいた昨年のフィナーレ公演のアンコールとして、今年の音楽祭のテーマや、私たちの音楽祭に昨年あるいはかつてご出演いただいた方など、いろいろなことを考えて、それぞれの良いものを約1時間ずつ計3時間にわたってやっていただくという、このガラ・コンサートが企画されたそうです。

 ところで、今年の音楽祭は、オペラの音楽が隠しテーマになっているということに、みなさんはお気づきでしょうか?そのテーマを踏まえつつ、まず、奥田さんがご紹介されたのは、北九州市出身で昨年のガラ・コンサートにもご出演されたソプラノの豊嶋起久子さん。
 奥田さんが「プッチーニに、ちょっと趣きの異なる、こんな素敵なアリアもあるんですよ」ということで聴かせて下さったのが、『つばめ』というオペラの中の『ドレッタのすばらしい夢』という、ロマンティックで美しいアリア。これを豊嶋さんにぜひ歌っていただきたい、ということで彼女に話したところ、大好きな曲なので喜んで、ということになったそうです。
 そして、ここで一つ前のピアニストの話につながるのですが、このアリアは歌だけでなくピアノのパートも重要で素晴らしいとのこと。そこで昨年の音楽祭に出演され、幼稚園訪問コンサートも素敵だったピアニストの松本和将さんにお願いすることになったそうです。松本さんは、アリアのピアノのほか、ホロヴィッツ編曲の『カルメン変奏曲』という、これまたとても難しい曲を演奏して下さるそうです。
 豊嶋さんの歌と松本さんのピアノで、オペラの魅力を味わえる、オペラゆかりのピアノ曲も楽しめるなんて、なんだかぜいたくですね。でもこれが第一部なんです。

 お話しはどんどん進みます。第2部の「菅原 淳とパーカッションの仲間たち」へ。菅原淳さんは、昨年60歳の定年でオーケストラメンバーとしては読売日本交響楽団をリタイアされましたが、実は今でも読売日響によく出演されているそうです。やはりオーケストラの要(かなめ)なんですね。
 そんな菅原先生が、お弟子さんたちとマリンバを中心としたとても楽しいパーカッションのアンサンブルをやってくださるとのことで、どんな音が響ホールを満たすのか、どんなパーカッションの世界が繰り広げられるのか、想像しただけでとても楽しみです。これがフィナーレ ガラ・コンサートの第2部。

 「これは何も言うことはありません」と始まったのは、第3部の、昨年も好評を博した篠崎史紀さんと仲間たちによる「ウィンナワルツ・セレクション」というか「ウィンナ・ワルツ ザ・スペシャル」のお話。
 奥田さんが会場のみなさんに「ヨーゼフ・ランナーの『モーツァルト党』、この曲はぜひコンサートで聴いてニヤッと笑ってください」とお勧めになっていました。なんでも『ドン・ジョヴァンニ』、『フィガロの結婚』、『魔笛』のメロディを、ウィンナ・ワルツの父とも言うべきランナーが、メドレー風につなげたものだそうです。なんだかとても楽しそう。早く聴いてみたいですね。当日、客席で微笑まれる方が多いのではないでしょうか。

 そして、弦楽五重奏で演奏されるクライスラーの名曲や『メリーウィドウ・ワルツ』『美しく青きドナウ』では、次の時代を担う若いN響メンバーに加えて、篠崎史紀さんの親友でもあるヴィオラの西山雄太さんにベルリンから特別に参加をしていただけるとのこと。
 この豪華なガラ・コンサートの最終コーナーを締めくくる篠崎さんと仲間によるウィンナ・ワルツ、誰よりも楽しみにしていらっしゃるのは実は奥田さんでは…と思われるほどの笑顔で、約2時間にわたったお話を締めくくられました。

 その後、質疑応答へと移り、あっという間に講座は閉会となりました。「とても楽しかった」「全部のコンサートに行きたい」など、お話しながら会場を後にされる皆さんの喜ばしい表情がとても印象的でした。


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