人気・実力を兼ね備えたアーティストが十八番のプログラムを携え、続々登場します。本格派のオーケストラ、斬新な個性を奏でる若々しいアンサンブルも名乗りを挙げました。国際コンクールから飛翔し始めた俊英もやってきます。クラシック音楽界の最前線で、今どんなムーヴメントが起こっているかも明らかになるでしょう。
次代を担うヤング・ヴィルトゥオーゾが大活躍!
2001北九州国際音楽祭の内容を、どうぞ心ゆくまでご覧下さい。9月15日から11月29日まで、北九州はまさにクラシック音楽のメトロポール(首都)となります。主役は将来性豊かなアーティストたち。チャイコフスキー、ショパンなど国際コンクールの受賞者が集うプレコンサート以下、創造の喜びを分かち合う好企画がいくつも並びました。
世界的なオーケストラを聴きたい−−今年は、ベルギーの名門で<ウィーン・コンツェルトハウス3夜連続コンサート>も絶賛されたヘレヴェッヘ指揮のロイヤル・フランダース・フィル、バルト3国の一つリトアニアが世界に誇るリトアニア室内管弦楽団、そして颯爽とした演奏が身上のドイツ・カンマーフィルの3団体。これは夢の競演と言うべきでしょう。名匠の至芸、仲道郁代、ナカリャコフ、ムローヴァの妙技、厳選された交響曲をお楽しみ下さい。ドイツ・カンマーフィルを指揮するハーディングは今年26歳、アバドやラトルに認められた超新星です。
超新星といえば、欧米ではコンサートの度にチケットの争奪戦が繰り広げられるイギリス出身のテノール、イアン・ボストリッジを忘れるわけにはいきません。今回の来日でリサイタルが行なわれるのは東京と北九州だけ! ドイツ・ロマン派の化身シューマンの詩情ゆらめく歌曲をどうぞお聴き逃しなく。鬼才ムストネンの新たなピアニズムを楽しみにしている方も多いことでしょう。
今年はイタリア・オペラの巨匠ジュゼッペ・ヴェルディが亡くなって、ちょうど100年のヴェルディ・イヤー。そこで名アリアはもちろんのこと世界の「うた」に焦点をあてたコンサートも企画されました。日韓の若手登場に拍手の花束を。
みどころ、ききどころは本当に尽きません。内外のトップアーティストを迎えた教育プログラムも益々充実、早くも子供たちの歓声がきこえてくるかのようです。
北九州国際音楽祭は、今年もききての夢を育みます。 |