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2021年11月6日(土)
15:00開演(14:00開場)


北九州市立響ホール
(北九州市八幡東区平野1-1-1)


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チケット料金[全席指定席]


一  般 4,000円(前売)
U-25(25歳以下) 2,000円(前売)

※当日500円増 ※U-25=25歳以下(1995年以降生れ)、入場時本人により証明書要提示
◆チケットぴあ [Pコード:196-875] 
◆ローソンチケット[Lコード:83534]


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プログラム


<にほんのうた名曲集>
花の街    
江間章子 作詞/團伊玖磨 作曲
      
武島羽衣 作詞/滝廉太郎 作曲
箱根八里   
鳥居忱 作詞/滝廉太郎作曲
からたちの花 
北原白秋 作詞/山田耕筰作曲
この道    
北原白秋 作詞/山田耕筰作曲

 本日の最初の部では日本の楽壇史に大きな貢献をした作曲家たちの有名な歌曲が歌われる。20世紀後半の楽壇の大御所、團伊玖磨の「花の街」は、江間章子の詞によって戦後間もない1947年に書かれた歌曲で、やっと訪れた平和を映し出した曲。明治時代に西洋音楽導入に先駆的な役割を果した滝廉太郎の作品からは、春の隅田川の情景を歌った明るい「花」(詞は武島羽衣)、箱根の山の険しさとそれを越える逞しさを描いた「箱根八里」(詞は鳥居忱)の2曲が取り上げられる。大正から昭和にかけて楽壇の発展に決定的な役割を果たした山田耕筰は詩人の北原白秋と共同で日本語のニュアンスを生かした歌曲を追求し、日本歌曲の確立に貢献した。「からたちの花」「この道」も白秋とのコンビによる代表作である。

<東アジア文化都市北九州2020▶21に寄せて>
草原情歌(中国)
王洛賓 作詞・作曲
アリラン(韓国)
朝鮮民謡
合唱組曲『北九州』より「序章」(日本)
栗原一登 作詞/團伊玖磨 作曲

第2部は日中韓で開催される文化庁事業《東アジア文化都市2020▶21》に寄せて、各国の曲が1曲ずつ歌われる。「草原情歌」(王洛賓の編曲・詞)は美しい娘を歌った中国の民謡で、世界中に知られた名曲。朝鮮民謡として広く親しまれている「アリラン」は哀調を帯びた音調が特徴的だ。日本の歌としては、全6曲からなる合唱組曲『北九州』から「序章」。北九州市制15年にあたって前述の團伊玖磨が栗原一登の詞に作曲したこの組曲は市民によって歌い継がれてきた市宝ともいえる作品である。

<オペラ・アリア~ボエームより>
ムゼッタのワルツ「私が街を歩くと」
ロドルフォのアリア「冷たき手」
ミミのアリア「私の名はミミ」

 第3部はイタリアの作曲家プッチーニ(1858-1924)の歌劇『ラ・ボエーム』の抜粋。貧しい詩人ロドルフォと肺を病むミミとの悲恋を軸に、画家マルチェッロとその恋人ムゼッタらも交えた貧しい若者たちの生活を描いたオペラである。「ムゼッタのワルツ」は第2幕、仲違い状態にあるマルチェッロの気を引こうとムゼッタがカフェでワルツのリズムに乗って色っぽく歌うアリア。それに先立つ第1幕では、ロドルフォの住む屋根裏部屋に隣人のミミが蝋燭の火をもらいに来るが、吹き込む風のせいで2人の火ともに消え、ミミは部屋の鍵を落としてしまう。暗闇の中で鍵を2人で探すうち、ロドルフォがミミの手をとって歌うアリアが「冷たき手を」で、夢多い詩人らしい愛情が込められた曲。それに答えてミミが自分の身の上を語るのが「私の名はミミ」で、繊細な叙情美に満ちたアリアである。

<昭和12年から24年にうたわれた歌たち>
春の歌(S12)  
喜志邦三 作詞/内田 元 作曲
蘇州夜曲(S15) 
西條八十 作詞/服部良一 作曲
うみ(S16)   
林 柳波 作詞/井上武士 作曲
鈴懸の径(S17) 
佐伯孝夫 作詞/灰田有紀彦 作曲
リンゴの唄(S20)
サトウハチロー 作詞/万城目 正 作曲
青い山脈(S24) 
西條八十 作詞/服部良一 作曲
長崎の鐘(S24) 
サトウハチロー 作詞/古関裕而 作曲

 最後は、太平洋戦争を挟んだ激動の時代である“昭和12年から24年にうたわれた歌たち”の特集。喜志邦三の詞・内田元の曲による「春の歌」(昭和12年)は春の明るい街の情景を屈託なく歌ったもの。「蘇州夜曲」(昭和15年)は、日中戦争時代に制作された李香蘭(山口淑子)主演の映画「支那の夜」の中で歌われる曲として、西條八十の詞に服部良一が作曲した叙情的な歌。「うみ」(昭和16年)は林柳波の詞による井上武士の曲で、海の宏大さを謳い上げるおなじみの曲。佐伯孝夫の詞に灰田有紀彦(勝彦)が作曲した「鈴懸の径」(昭和17年)は戦時色に染まらずに作曲者の母校立教大学のスズカケ(プラタナス)の並木道をテーマとした曲で、のちにジャズ・アレンジなどでも親しまれた。「リンゴの唄」(昭和20年)は戦後初めての映画として制作された並木路子主演の「そよかぜ」の主題歌としてサトウハチローの詞に万城目正が付曲した歌で、戦後初のヒット曲となった。西條八十の詞、服部良一作曲による「青い山脈」(昭和24年)は石坂洋次郎の小説「青い山脈」に基づく同名の映画の主題歌で、藤山一郎の歌として知られ、敗戦後の社会に力を与えた。「長崎の鐘」(昭和24年)は、長崎で原爆に被爆した医師の永井隆が執筆した「長崎の鐘」をもとにサトウハチローが詞を書き、NHKドラマ「エール」のモデルとなった古関裕而が作曲した被爆者の鎮魂と平和への願いの歌で、やはり藤山一郎によって歌われた。なお本日は「春の歌」のみ平吉毅州、その他は寺嶋陸也による編曲版が用いられる。

[楽曲解説] 寺西基之 音楽評論家

※やむを得ぬ事情により、演奏者、曲目の一部が変更になる場合もございます。あらかじめ、ご了承ください。


プロフィール


東京オペラシンガーズ


1992年、小澤征爾指揮、蜷川幸雄演出で話題を呼んだ歌劇「さまよえるオランダ人」の公演に際して、世界水準の合唱をという小澤氏の要請を受け、東京を中心に活動する中堅、若手の声楽家によって組織された。当公演の合唱は圧倒的な成果を上げ、その評価により、同年、第1回サイトウ・キネン・フェスティバル松本、バイエルン国立歌劇場日本公演に招聘され、評価を確立するとともに、継続した活動をすることとなった。現在はオザワ・松本フェスティバル(旧サイトウ・キネン・フェスティバル)、東京・春・音楽祭を活動の中心に置く他、ウィーン・フィル、シカゴ交響楽団など、世界の一流オーケストラと共演。エディンバラ国際フェスティバル、上海国際芸術祭、北京国際芸術祭(相約北京)など海外での公演も回を重ねている。
       


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